四ヶ内(しがない)と申します。

 趣味は字書きと謳っておりますが、実は私は昔から本を読むのが苦手です。

 小説なんて大の苦手……というか偏食で、読める作家さま、読めない作家さまが極端に割れます。
 同じ作家さまの作品でも、読めるもの、読めないもの、昔は読めていたけれど今は読めないもの……と極端です。

 「は?」とおっしゃる方が多いと思います。
 お前日頃散々字書いとるんやないかと。

 おっしゃる通りです。
 いや趣味なんですけど。

 ただ昔よりは読めるようになった経緯があるので、それをつらつらと続きにしまいました。

 少し恥ずかしい暴露でもあるので……。




 文章が読めないなぁと気づいたのは中学校くらいです。
 厨二病をこじらせ、小説など持ち歩いて読むのがカッコイイと錯覚していた時代でした。
 (読書家の方を批判している訳ではなく、カッコつけで小説を持ち歩いていた自分を呪っているだけです)

 その時異常に視点が飛ぶことに気付きました。
  •  たった1行を読めばいいのに、どうしても4、5行飛んでしまう。
  •  なんとか1行を読んだはいいけれど、内容が全く理解できない。
  •  時々集中して1ページ読めたことに気づいても、どうしても読み始めたページに戻って、「本当に読めたかを確認」したくなってしまう。

 なんか変じゃね?と違和感を感じ、読書家の友人など見ていて、ああやはり私は文章の読み方が身についていないのだなと自覚しました。

 どないせっちゅーねん。

 結構深刻でした。なんせ教科書が読めないので。
 単語は拾えても、「だからなに?」と。文章とそのページの総論が掴めない。
 あの中でよく勉強頑張ったなぁと今振り返ると自分をほめてやりたい思いです。

 ただなぜか、小さい頃から国語は得意でした。
 これはなぜなのかよく分かりません。
 公文式も国語のプリントだけは大体毎回満点で(自慢できるものじゃないですが)2学年上の内容をやっていましたし。
 中学に上がって一番最初の模試(まだ古文も漢文も無かった時代)は、特になにもせず県内1位をとったりもしました。
 古文、漢文の台頭によって着々と順位は下がりましたが……。

 「その時のAくんの気持ちなんてここに書いてあるだろ」みたいな感じでした。

 でも本は読めなかったんです。
 何なのこいつ。


 その中でも、割と読める本、というか文章には共通点がありました。


・横文字

 文庫本って縦にびっしり字が詰まってるじゃないですか。
 あれ本当に無理でした。
 それよりはまだ、世界史の教科書とかの方が読めました。

・行間が適度

 文庫本ってみっちり字が詰まっry。
 環境の問題なのかもしれません。

・読んでいて元気が出る、ハッピーエンドもの

 今でもそうなんですが、ストーリー仕立ての自己啓発本とか好きなんですよね。

・パソコンで読むのは結構平気だった

 小さい頃ワープロを与えられ、パソコンを与えられ、その流れでパソコンで何か読むのは結構好きでした。



 ……。

 お察しの方もいるかもしれません。



 はい、同人サイトのハッピーエンドな小説を読みまくったおかげで、文章慣れしました。
 サイトでやってるような同人小説って、あんまり長くないですしね。
 あと萌という動機は偉大。



 以上、二次創作小説は時に人間の基本的な機能を救うという話でした。