四ヶ内(しがない)と申します。

アーティストの追っかけという性質上、実に多種多様な友人がいるのですが、その中にものすごく親が厳しい……いや、率直に言うと束縛がやばい子がいるんです。

その子がおいくつって、大学生です。

学年によっては成人しているし、上京して一人暮らししているし、ていうかその年齢なら働いている方もざらにいます。
彼女は家に門限があって、自分のバイト代で稼いだお金で遊びに行くのもあまり長距離だと苦言を呈されるそうです。
関東圏内の子ではないので、ライブの半分はいわゆる「遠征」になるのですが。

最近、本当に思います。

門限のある家は早めに家出した方がいい。

というか、娘が門限を破って拗ねる親のいる家は、できる限り早い段階で出た方がいいです。



かくいう私も、実家が嫌で上京した口です。

なんでかは分かりません。
ただ漫然と、「この家に居続けたら私はやばい」という感覚をずっと抱いていました。

幸い理解のある親だったので、進学に伴う上京は好意的に見送ってもらうことができ(他の身内が先に上京していたというのもありますけど)、現在にいたります。

そして今だから分かる。

子供を「管理」したがる親の下にずっといると、自己を持ってからそのうちどこかが壊れます。

フラストレーションというのかもしれません。
小さなものが延々と、延々と積み重なっていくんです。

そして親にとっても自分にとっても、幼かったころの延長線上だから、「教育」が「管理」にすり替わっていることに気付かないんですね。たぶん。

わたしは親側になったことがないので分かりませんが。
少なくとも子供側である人は、門限を破って拗ねる親の元からは早く離れた方がいいです。

親の不機嫌に付き合う必要はありませんし、親の不機嫌を恐れる必要もありません。

むしろ自分の手綱を自分で握る難しさと、
自律という心地よさをできるだけ早く掴み、
親に干渉されていた部分のアイデンティティを早めに作り上げるべきだと思うんです。

親のことを考えなくてよくなると、思考の時間がとっても増えます。
びっくりするくらい他のことを考える暇ができます。

それはとっても、開放的で、わたしは好きです。